2023年9月に承認された製造販売承認医薬品、及び効能効果追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。
【Topics】
<新規承認医薬品>
◎フェスゴ配合皮下注MA、配合皮下注IN (中外製薬㈱)
⇒〇HER2陽性の乳癌 〇がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
◎エプキンリ皮下注4mg、皮下注48mg(ジェンマブ㈱)
⇒〇以下の再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫) 〇再発又は難治性の濾胞性リンパ腫
◎ペグフィルグラスチムBS皮下注3.6 mg「モチダ」/「ニプロ」(持田製薬㈱/持田製薬販売㈱)
⇒〇がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制
<効能等変更承認医薬品>
◎ティーエスワン配合カプセルT20、T25、同 配合顆粒T20、T25、同 配合OD錠T20、T25(大鵬薬品工業㈱)
◎エスワンタイホウ配合OD錠T20、T25(岡山大鵬薬品㈱)
⇒用法用量の記載の変更
◎アクテムラ点滴静注用80mg、200mg、400mg(中外製薬㈱)
⇒悪性腫瘍治療に伴うサイトカイン放出症候群(下線部変更・追記)